マフィンとは?

食べるばかりのすねぞうがふと考えたこと。
マフィンとは、なんだ?
そこでちょっと調べてみました。すると2つの言葉が見つかりました。
マフィンとイングリッシュマフィン。

すねぞうの解釈では、こうなりました。
マフィンは、型や紙のカップで作る甘い(甘くないのもあるけど)焼き菓子。
アメリカンマフィンともいう。
イングリッシュマフィンは、パンケーキのようにタネを広げて鉄板で焼く食事用のパン。
2つの違いは、膨らますためにマフィンはベーキングパウダーを使い、
イングリッシュマフィンはイーストを使っていること。

発祥の地はイギリスということなので、元祖はイングリッシュマフィンなのでしょう。
きっと、もとはイーストを使って作っていたお食事用のパンだったのが、
アメリカに渡ったらもっと手軽に作れるようにアレンジされて、
イーストの代わりにベーキングパウダーになり、お砂糖もたっぷり入っちゃって、
おまけに中身にナッツやらチョコやらまで入れちゃって、
いつのまにかお菓子になってしまったのではないのかなぁ。

お菓子百科事典(と勝手に命名)による言葉の意味はこのようになってました。

Muffin
小型のケーキのようなパン。いろいろな種類の粉で作り、中にフルーツやナッツが入っているものが多い。アメリカンスタイルのマフィンはクイックブレッドの1種で、ベーキングパウダーかベーキングソーダで膨らませる。イングリッシュマフィンはイーストで膨らませるタイプでこちらの方が食感は良い。マフィンのような小型のパンは、ふつうはマフィン型を使用して焼く。マフィン型は専用の焼き型で、6個から12個分の生地を入れるくぼみがついている。一般的なマフィン型は直径が6センチくらいである。大きな型だと直径が8センチくらいで、小さいもの(GEM PAN)では直径が3センチから5センチくらい、マフィントップという型だと直径が10センチくらいあるが、深さは1センチあまりしかない。マフィンには甘いものと食事用とがある。かつては朝食やお茶の時間の食べ物とされたが、現在では昼食や夕食としても食べる。

English Muffin
丸くて比較的平らなマフィン(直径約7.5センチ、高さ約2.5センチ)。柔らかいイースト生地を丸く成形し鉄板で焼いて作る。家庭でも作ることができるが、サワードウ、全粒粉、レーズン、シナモン、コーンミールなどいろいろなものを入れたものがお店で販売されている。イングリッシュマフィンはトーストする前に半分にする。フォークを使って丁寧に半分に割ると、割った面が適度にでこぼこして、カリカリとした食感が生まれ、またバターやジャムが充分にしみこむ。ナイフで半分に切ってしまうとこうはならない。

Mini Muffin Pan (または Gem Pan)
ミニチュアのマフィン型。型にもよるが直径4センチ弱のマフィンが12個から24個焼けるもの。「Gem」とは、イーストを使わない小型のパンやケーキを指す昔風の言い方。
いずれも出典は:THE FOOD LOVER’S COMPANION 第2版
著者Sharon Tyler Herbst、Barron’s Educational Services, Inc.

マフィンの語源?
マフィンの語源って何だろう?そしたら、あるお料理の本で見つけました。昔、貴婦人たちのかじかんだ手を「マフ」代わりに温めたからマフィン、というのだそうです。それで今度は「マフ」って何か辞書で調べてみました。

Muff
マフ。両端から手を入れる婦人用の円筒状毛皮製の手ぬくめ。

子供の頃に読んだ大草原の小さな家シリーズでローラがマフをもらうシーンがあったのを思い出しました。探してみたらありました、ありました。
クリスマスの夜、教会に集まった人々の前に1本のクリスマスツリーがありました。ツリーの枝にも下にもたくさんのプレゼントがあって、一つずつみんなに配られました。ツリーのいちばん上には小さな毛皮のケープとおそろいのマフがあります。ローラの目はそれに釘付けでした。ローラは、キャンディーにポップコーンのボール、赤いミトンに美しい宝石箱ももらいました。そして最後にはあの素敵なケープとマフももらったのです!
ということで、挿絵のツリーの左上にある肩掛けがケープで、その先にくっついている丸い小さなものがマフです。そして、教会のベンチの最前列左側で上を見上げているのが小さなローラです。
プラム・クリークの土手で 31. 思いがけないこと より
ローラ・インガルス・ワイルダー作 ガース・ウィリアムズ画 福音館書店 

アメリカのマフィンはでっかい
アメリカに行く機会がありました。でも遊びではなかったので「マフィンについていろいろ調べよう!」という密かな野望は果たせずに帰ってきました。でもすねぞうもただでは転びません。ほんの少しだけ出会ったアメリカのマフィンたちをご紹介します。
左のマフィンはテキサス州ダラスの空港で買ってきました。

上がau bon painというお店のもの。
左側が、クランベリーナッツ
(食べかけなので変な形です。生地がクランベリーの薄いピンク色に染まっていて、ベリーにちょっと酸味があり、上にはザラメがかけてありました。)
右側が、バナナウォルナッツ
(甘くてバナナの香りが程良い感じでした。)

下は、W.H. Smith Bookstoreという本屋さんの店内にコーヒーと一緒に売っていました。
左上が、クリームチーズ
(生地は甘さ控えめで真ん中の甘酸っぱいクリームチーズが引き立ってました。)
真ん中が、ハニーブラン
(もちっとした生地。甘さ控えめで黒糖蒸しパンを思い出しました。)
右上が、ローファットブルーベリー
(あっさりとした生地にほの甘いブルーベリーがぽちぽちと入ってました。)

どちらのお店も白い薄紙に一つずつくるっと包んで渡してくれました。
さて、写真を見てお気づきでしょうが、どれもでっかい!直径は9センチ、高さは7センチといったところです。意外にもどれも甘さ控えめだったのでパクパクいけるのですが、それでも1個食べきるのは大変です。本当はもっとたくさん種類があったのです。また食べに行きたいなー!

番外その1:Albertsonsというスーパーにも行きました。可愛らしい荷車のような屋台のような棚にいろんな種類のマフィンが並んでいて自分で袋に詰めて買います。ブルーベリーマフィンを買いました。一口かじるとボロボロぼろぼろと総崩れになって大騒ぎ。甘すぎるし、味もいまいちでした。大きさはもちろんでっかい!です。箱詰めのマフィンミックス粉も買おうかと思ったのですが、住んでいる人に「まずいよ」と言われて断念。

番外その2:行きのアメリカン航空エコノミークラス。メニュー表には「到着前の軽い朝食」として「温かいデニッシュ」と書いてあります。そして出てきたのは、小ぶりの冷え冷えマフィン。まさしく日本サイズで味は甘食にそっくりでした。


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